【レポート】

旨すぎ! カルビー揚げたて「ポテトチップス」はここで食べられる!!

1 北海道の工場に潜入

    小山田貴子  [2012/02/09]

    カルビーの「ポテトチップス」といえばスナック菓子の代表的な存在。「うすしお」や「コンソメパンチ」といった定番フレーバーは食べ飽きないおいしさがあるし、「バターしょうゆ味」「石垣島ラー油味」といった限定商品もブームや季節柄を繁栄させたものが多く、これまた気になる存在。さらには形状や厚さで変化をつけるなど、ポテトチップスはまだまだ現在進行形のスナックの王である。

    そんなポテトチップス、どうやってつくるかご存知だろうか。「ジャガイモをスライスして揚げるだけでしょ? 」。そう、その通りである。だが、「ジャガイモをスライスして揚げる」というシンプルな工程も、工場で目の当たりにするとこれはもう「ド迫力」の一言に尽きるのである。

    北海道の千歳工場へ

    日本におけるジャガイモ生産量の80%以上を占めている北海道。8月下旬から10月上旬に収穫したジャガイモは一旦貯蔵庫に運ばれ、やがて各地の工場に運ばれていく。今回北海道・千歳市の千歳工場を取材した。ちなみに、カルビーは「カルビーポテト丸」なるジャガイモ輸送専用船まで所有している。

    北海道・千歳市の千歳工場の情報はこちら

    運ばれたジャガイモは直ちに洗浄、皮むき。そこからは巨大な工場での作業となっていく。皮をむかれたジャガイモはベルトコンベアーから流れ、大きなものは半分にカットされたり芽を取り除かれたり。傷んでいるものは除去される。これは人の手による作業である。

    1000tを超えるジャガイモが4mの高さに積み上げられ、貯蔵される

    大きなジャガイモを半分に割ったり、芽や打撲の部分を取り除く

    揚げあがった大量のポテトチップスが目にもとまらぬ速さで流れてくる

    次からは機械によるオートメーション。厚さ2mmにスライスされたジャガイモは、でんぷんを洗い流してすぐさまフライに。コンピューターで揚げる温度と時間をコントロールするのだが、それはジャガイモの貯蔵が長くなればそれだけ糖分が増えて焦げやすくなるなど、あらゆる状況に対応するためだ。そして約2分でこんがりと揚がったポテトが流れてくる。まるで黄色い滝のように目にもとまらぬ速さで次々と流れてくるのは、圧巻の一言である。揚げあがったポテトチップスはその色をチェック。センサーによるチェックも行うが、最終的には人の目でチェックする。

    ここでお待ちかねの試食タイム! すぐそこで揚がったポテトを味付け前に試食してみた。アツアツでサクサク食感のポテトは、シンプルなだけにジャガイモの甘味がダイレクトに伝わってくる。大げさかもしれないが、これだけで「来てよかった~っ」と思える。

    そして工程は味付けへ。ポテトチップスを計量してその分のシーズニングが投入され、撹拌。ここが「うすしお」や「コンソメパンチ」の分かれ道になるわけだ。こうしてできあがったポテトチップスは計量され、袋詰めされる。皮付きのジャガイモがここまでくるのに約20分。千歳工場だけで1時間当たり約1,000kgの製品ができるというのだから驚きだ。

    今回、取材のため特別に工場内部を見学したが、千歳工場には一般見学コースが設けられているので機会があれば足を運んでみるといい。製造工程を俯瞰で眺められるわかりやすい設計になっている。もちろん、揚げたてポテトチップスも試食できる。

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