【レポート】

CES 2012 - MSIが「Intel Z77」搭載マザーボードを公開、Ivy Bridgeに対応

    笠原光  [2012/01/17]

    CES 2012のMSIブースで、Intelの次期プロセッサ「Ivy Bridge」に対応するという未発表チップセット、「Intel Z77 Express」を搭載するマザーボードを発見することができた。

    Intel Z77は、Ivy Bridgeとあわせて2012年中の市場投入が予想されている次世代デスクトップ向けチップセットだ。Ivy Bridgeの投入次期は正確には不明だが、MSIブースの説明員によれば、同社のマザーボード製品に関しては今年の4月から順次発売が予定されているとのこと。ソケットはLGA1155で、現行Sandy Bridgeとも互換性があるという。

    Intel Z77マザーのソケット形状はLGA1155。Sandy Bridgeもそのまま下位互換で搭載できるとのこと

    MSIブースでは「Z77A-GD80」、「Z77A-GD65」というモデル名の2枚が公開されており、ともにClickBIOS IIや、DrMOS IIといった独自機能を搭載。チップセット機能としては、USB 3.0とPCI Express 3.0がネイティブ対応であるとの説明が聞けた。また、上位モデルのZ77A-GD80では、ボード上にIntelのThunderboltインタフェース・チップ搭載用という空きパターンも用意されており、Thunderboltが標準搭載される可能性もあるとのことだった。

    2枚のうちで上位モデルにあたる「Z77A-GD80」。同社のミリタリークラスIII準拠のマザーボードとなる。対応メモリはDDR3-2667(OC)×4本(2ch)の最大32GBと、かなりハイスペック。マルチGPUはNVIDIA SLIとAMD CrossFireに両対応

    拡張スロットはx16形状を3本備えるが、Ivy Bridge搭載の場合は上からx8/x4/x4で利用でき、Sandy Bridge搭載の場合はx8/x8/disableとなる。CPUのPCIeレーン数の違いから拡張スロットの利用にも違いが出る点に注意が必要だろう

    バックパネルとストレージ用インタフェース

    写真中央あたりにあるのが、Thunderboltチップ用の空きパターン

    D-Sub出力のちょうど下の位置に、Thunderboltコネクタ搭載用スペースも空けてあった

    こちらは「Z77A-GD65」

    HDMI出力コネクタも標準搭載しているあたりが特徴か

    ほか関連してMSIブースでは、Thuderboltインタフェース用という外付けグラフィックスユニット「GUS II」の展示もあった。ユニット内にPCIe x16のスロットを設けており、ここにグラフィックスカードを搭載し、PC側のThuderboltコネクタにケーブル接続することで、手持ちのグラフィックスカードを外付けユニット化できる。カードの消費電力は最大150Wまでサポートし、展示デモ機ではRadeon HD 6770カードが動作していた。発売は今年の5月を予定し、価格はユニット単体で249ドル程度という。

    MacBook Proに繋がっているHDDケース状のシルバーの筐体が「GUS II」

    Thuderboltインタフェースを介してPCIe x4接続をしているとの説明

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